祝!サーバ復活:塗装済みP38はこうなった!

1.5Mbpsの回線が不調に陥り(ルータが昨年の炎暑の熱でとんだという説もある)半年経って冬になり、やっと光で復活しました。途中のデータがまだ全然復活できていませんが徐々にということで・・・
しょうこりも無く(笑)、また続きを載せるのがマルイ(R)の造るモデルガン(通称:造モデというらしい)のP38です。
結局、秋頃には表面を一通り滑らかにして、キャロムのブラックスチールをさっと吹いただけで完成とした。色味が軍用の真っ黒鉄錆び色でもなく一見鉛筆の芯みたいな変な色に見えるが、戦後タイプの長物や丁寧な仕上げの切削工具の表面仕上げにありがちなこの色も結構ありだと思う。
左サイド(顔)を見る。エキストがスライド上部への曲線を引き締めてるかな?

もうひとつ塗装としては、プロップアップダウンするロッキングブロックをアルミ系の別色としてライブであることを取り敢えず強調しておいた。
リアル形状のロッキングブロックがジュラルミン色を覗かせる

ブロック部とエキストラクター部の改良が見えるアングルを載せておきます。両者のアップではなく全体を撮っているのでちょっと分かりにくいかも知れませんが、この角度はP38の機能美を良く表現していると思います。細みで軽いテーパーのあるバレルから曲線で構成されたチャンバー、より幅のあるスライドへと3段階に少しずつ強さを帯びる形状となり、ショートリコイルする個所の噛み合わせは複雑になっていて当時のルガー、ベルグマン、モーゼルもほぼ同じということで大変精巧な機構であったことがよく分かります。
ブロック部とエキストラクターの改良個所が良く分かるアングル

造モデはこれ以外にも何種類か手元にあるので、またここで紹介することにします。

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栄光のスプリンター8

よく見るとSPRINTERではない(今回も車の話ではありません)。エイトなので装弾数が8であることが名前から見て取れる。グリップは別色プラを奢っているが、金属部品はバネとネジ位で、表面仕上げも黒地肌のまま。マスダヤのプラGunとはクオリティを異にするのは仕方がない。付属のサイレンサーは、形状自体はよくあるものだがちゃんとネジ止めになっている。シングルアクションのハンマー打撃を受けるのは、リアサイト(の本来あるべき場所)下のフレームトップストラップ部のネジ軸であり、オーソドックスな形式。

サイレンサー装着時は少し凶暴なイメージ

ハンマーがコッキングの状態で、シリンダーラッチを後ろに引いてスイングアウトする。装弾数は8発。スイングアウトするストライカーGunを買ったのは、GIANTのPYTHON357に継いで2挺目だった。プラ弾は白っぽいベージュ色だったと思うが、この純正箱のものは黄色みがかっている。

スイングアウトが本格的

短いバレルの内部にはレール状のガイドがあり、命中率向上に貢献していそうだ。実際、初速は14(m/s)程度あるため、W.W.Wと同様にこれもパワーは少し強め。ただ、より弾が重いために低伸せず、飛距離はそれほどでもない。サイレンサーはガワだけで筒抜けているが、長めなので撃発時に大きくブレるとカラカランといって、撃ったばかりの弾が内側に当たってぽろりと落ちる(;_;)

バレル内部レールガイドで命中率が向上

右側はロゴだけであっさりとしている。写真では見にくいが、No.10となっていて、残りのNo.1?9までが何なのかが気になるところ。W.W.W、GIANTTIGERなどは同じメーカー内で何種類かあった記憶があるのだが、SPLINTER8と同じ弾丸を使うタイプの銃の心当たりがない。が、写真をじっと見ていて、専用弾丸の箱にCOLTと書いてあるので、おぼろげながら思い出した。確か、すこしシルエットがどこかずれたような、.45 S.A.Aタイプのウェスタン調の銃に[CHAMPION]ロゴが付いていたように思う。実際に手に取ったことはないのだが・・・

右側にもCHAMPIONロゴがある。No.10以前のモデルが知りたい

スナブノーズのコンビを並べてみた。SPLINTER8の方は、トリガーガードが太めだが、全体のプロポーションはかなり良い。一応、グリップ内に鉄製プレートの重りがセットされていて、バランスも考えてある。トリガーに指を入れてくるくると回すガンプレイはこれで覚えたのだった。

スナブノーズコンビ。一応架空銃ながらいいプロポーションだ

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秘密諜報部員の標準装備(増田屋 ワルサーPPK)

ピカピカ金メッキなので今見るとオモチャっぽいが、当時は金属モデルガン=金色=高価という発想で高級銃という意匠だったのだろう。成金趣味とも言えるのかな。PPKだからサイレンサーも標準装備。

発泡スチロールケース時代の物だ

プレス型抜きのハンマーは、おまけっぽいがライブ。プラ弾を元気良く弾きだす。この位置で、ハンマーダウン。コックしているような位置で後ろに飛び出している。

薄いハンマー。コックしているような中途半端な位置

マルゼンのABS銃と並べるとそこそこがんばっているとは思うが、プラスチック成型の絡みかグリップ前部が平面なのが気になる。トリガーもプレスではなく、合金製でイノシシ牙状の形をしており引き易い。強度もありそうだ。セフティが下向きタイプだったり、マズルもPPKというよりはPPっぽいのは参考にした写真が実銃のPPKそのものだけではなく、モデルガン等も参考にしたからなのだろう。

前面が平面構成。スライドのマズル部は円筒形

falconの方のリコイルスプリングを外してホールドオープン位置にして比べてみる。割り箸マガジンはお約束。イジェクトボタンは機能する。フレームのモナカを止めているネジはうまくスライド・グリップに隠れるようになっていて、リアル感を損なっていない。グリップが後部に回り込んでおり、大型銃であるP-38や、ご存知MGC・CMCのPPKの形状と同じである。記憶ではタイガーの銀ダマPPKもどきのグリップとも良く似ている。すこし上下に寸詰まりかとも思うが、マスダヤfalconのストライカーGunの中では稀有な、ほぼ1/1スケールでは?

ホールドオープンの違いと割り箸マガジン

秘密諜報部員の標準装備であるサイレンサーは、2段程度の長さでコンパクト。ワルサーバナー刻印がスライドにもグリップにもしっかり刻まれている。

見た目だけではなく機能面でもほとんど完成した発射性能を持っていて、初速6.5?7.5(m/s)で安定している。ハンマーがユーテーを引っ掛けてスライドさせるタニオもどきアクションも快調で、昔は子供諜報部員がこぞって愛銃にしていたものだ。

ダブルオーの標準装備

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愛するものを守るのが使命だ(増田屋 ボデーガード.22)

社長令嬢(政界のVIPではない)をエスコートし、24時間中ずっと見えないスナイパーからの攻撃を防ぎ、時には先手を打って敵を仕留める。そして報酬は報われぬ愛だけというのがボディガードだ。・・・北条司のマンガでは。

さて、マスダヤのボディガードボデーガード22だが、手の平に乗るサイズでコンパクト。バレルもグリップも必要最小限の大きさで、正にスナブノーズ・コンシールド・リボルバーと呼ぶにふさわしいデザインだ。

左側のケースの中身は○薬ではないっ!

しかし、これだけを相棒に要人を警護するなんて、よほど身体の方を鍛えて素手で闘えるようでもないと、あまりにも心もとないと言える。装弾数はリアルな6連発なのだ(さすがにチーフス系の5連発にはしていないが)。コロっとしたスムーズグリップのために握りづらく、トリガーストロークは大きいがトリガー位置が近いポジションにあるので、重くて引きにくい。一発必中をむねとすべし、連射は無理と見た。

弾はボディガード22、Colt601、シュマイザーMT-36で共通だ

込める弾は、Special Colt 601(Cal.45)→シュマイザー(9mm)→ボディガード22(Cal.22)と適合銃の方はだんだんと細い扱いになっているが共通で、今回は22口径を模している訳だ。しかしCOLT共通弾ということは、いつからボディガードがS&WでなくてCOLTになったというのだろうか?

初速は4.2(m/s)?5.6(ms)程度と、ばらつきがあり他のストライカーGunよりも少し劣るぐらい。見るからに頼もしいやつではないが、バックアップとしてここぞという時になくてはならない相棒として傍においてやりたい。(どなたかな?GIANTのCOLT-8の方が断然良いぞーとおっしゃるのは。)

初速は他のと変わらないぐらい出るがトリガーはかなり重い

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もう1つのCOLT.45(増田屋 COLT CAL.45)

昨日書いたは.45のリボルバーだったが、45口径のオート(マチック)と言えば、ハードボイルド映画でギャングやタフな私立探偵が持っている銃のイメージだろうか。そのせいか、今回取り上げる.45 AUTOにはNice Guy45という名前が付けられていた。銀メッキ版がCOLT TOYS CAL.45という名前のちょっと懐かしいパッケージデザインで、お土産物屋の店先に超合金などと一緒に並んでいたような感じだ。ブラックブロンズの方がNice Guy45という名前で、モダンな発泡スチロールとシンプルな紙蓋でパッケージされた、模型店のショーケースに「マスダヤの玩具銃」として並んでいたようなタイプだ。

赤起毛パッケージのシルバーメッキタイプ

本来タニオもどきアクションなので、ホールドオープンしないのだが、エジェクションポート部分はくりぬかれていて、内側のチャンバーにあたる部分が見えているため、それらしくサムセフティを引っ掛けて止めてみた。マガジンは鉄製の割り箸型だが、スプリングが弱いためブレットの保持が緩くて、振るとマズルから撃ってもいない弾がこぼれ落ちることがある。

セフティを使ってホールドオープンのような位置で止めてみた

以前の初期版のfalcon COLT .455に比べると、スライドが文字通りスライドするようになったため、フレームとのかみ合わせやバレルを保持する仕組みがより実銃を意識したものになっている。

スライドの噛み合わせやマズルブッシュもそれらしくなった

初速は5.7(m/s)?7.7(m/s)と、マガジンのブレット保持が不安定なためかばらつきがある。昨日のダブルアクションS.A.A.(なんやそれ)は6.8(m/s)でほぼコンスタントであったので、タニオアクション・ストライカー・オート・トイガンを調子良く動くように設計して実際にモデル化するのは、リボルバーと比較すると以外と難しいと思える。

親子孫のようなサイズ比較

子供の手にしてみると大きければ良いという訳はないのだが、ワルサーPPKやルガーP08に比べるとミニサイズ化のデフォルメ比率が大きいので、その頃すでに小学校高学年以上だった方たちの中では、この辺が分かっていて気になってしまい実物を見て買うのをやめた経験がおありかも知れない。

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遥かなる大西部に思いを馳せて(増田屋 SPECIAL-601)

銃、Gun、鉄砲といろいろな呼び方があるが、「拳銃」と言えば、私にはCOLT.45 S.A.Aの出てくるウェスタン映画が連想される。拳銃無宿、拳銃無頼なんていう風にすると流れ者のイメージだ。荒野の二丁拳銃、暁のガンマン・・・弾がなくなって四苦八苦する本場ハリウッドの西部劇じゃなくて、いつどこでリロードしてるんだ、お前の銃はマシンガンか?と言いたくなるようなマカロニウェスタンがお気に入りだった。西部劇の撃って撃ちまくるイメージにぴったり合うしね。

そこで今回のSpecial Colt 601なのだが、箱を開けるとパッケージの裏側に赤錆びた大西部の写真というニクイ演出が。falconお得意の赤ラシャ起毛の内箱にはお決まりのレプリカ拳銃弾の箱とS.A.A.ならではのシェリフ・バッジが収まっている。

箱を開けるとそこには遥かなる大西部が

ローディングゲートの蓋はないが実銃どおりにハーフコックでフリーにしたシリンダーを回しながら1発ずつ丁寧に込める。シリンダー後部のシリンダーハンドのあたるラチェット部は金属製になっていて、そこにあるビニールの薄板で、ブレットが抜け落ちないように保持する仕組みになっている。トリガー、ハンマー、ハンド、ラチェットが金属なのでチャキッという作動音と共にダブルアクションオンリーのきびきびとした動きを見せる。この辺が駄菓子屋のプラガンと違うところだ。

45口径ならぬ22口径弾をロード

シェリフ・バッジはオールプラ製で、裏のクリップを胸ポケットに挟んで装着する。このタイプのバッジは田舎道を自転車で走っていてよく落としたなぁ。だいたいは気が付かないうちになくなっているんだ。

本物の男だけが持つことを許された紋章

サイズはマルシンのJr.Gunシリーズとほぼ同じぐらい。ダブル・アクションで申し訳程度に弾が出る(飛距離約2m)が、やっぱりバンバン撃って遊んだのはGIANTのチーフスやTigerのワルサーPPKなんかだったような気が。

Jr.Gun同士で勝負だ!

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すごく小さい野望(LSガバメント その2)

一昨日に主要部品の貼り合わせを済ましているので、残るパーツ(グリップセフティ、トリガー、スライドストップ、マガジンキャッチ)を組立てる。これらはそんなに応力がかからないと踏んだので、後回しにしていたのだ。

それでも接着材は多めに付けるようにした。後で削り落とせるので少しはみ出してもへっちゃらだ。

とりあえず組立て完了

部品点数が少ないのですぐに組立てが完了してしまった。擦り合わせは少し必要だったが、やはり往年のLSらしく大きな部品同士についてはかなり精度は良い。そういえばでっかいスピードボートなんかも作って川で走らせたな?。

いよいよ待望の両者比較だ

メダリオンを金色に塗ってそれらしくする。スライドレールにはタミヤのセラミックグリースをごく薄く塗布して排莢アクションがストレスなく楽しめるようにした。

それにしても、昔の記憶では良く完成例として模型店の店先にLSプラモGunが並べてあったものだ。すこし埃をかぶって、専用のスタンドに掛けてある展示品を見て次はどれを買うとか、同じタイプの「本物の」モデルガンを手に入れるんだとかいろいろな思いを巡らせていたのだった。

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すごく小さい野望(LSガバメント その1)

今回新品未組み立てのコマンダーが別途入手できたので、いよいよ野望の達成(といっても20何年ぶりにLSのプラモGunを組み立てるというだけだが)に突き進むことにした。

いよいよポリカのシュリンクを開封

プラモ作りは部品チェックも楽しい

開封、説明書を見ながらの部品確認、擦り合わせ(なんていうものじゃなくミリ単位でゆがみがあるよ(´д`)・・・)を見て接着の順番や接着剤の使用量を算定しておく。製作にはタミヤのビン入りセメントを使う。これにはアセトン溶剤が多くさらさらしているのでABS系でもそこそこくっつき易い。ただし、乾きやすく粘り気による接着保持が弱いため、両面に塗ることを忘れないようにする。

「ムク」に近いプラモなんで結構反っている

製作前にマルガバと比較したが、思った通りグリップ周りが貧弱というか細身で、ネジ穴位置にずれがあってちょっと不思議な感覚にとらわれる。

LSガバは○郷の完全コピーか?

小さいダボも出ているのでそれを目安に、慎重に貼り合わせ位置を調整しながら、しっかり押し付けて、丸1日は置いておく。

しっかりと貼り合わせる。最初が肝心。

仕上がりが楽しみ(しっかり隙間は残りそうだが・・・)

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リプロは続くよどこまでも(ガバのシアとかの板バネ)

古いおもちゃには故障・破損が付き物で、中でもバネ(発条)というものは長い間遊べば遊ぶほど傷み、また保管環境によって時間と共に錆びを生じ易い部品の代表だ。バネが、ある日突然ポキリと折れてしまう厄介なシロモノであることは古い玩具銃をいじっている諸兄にとっては周知のことと思う。さて、文字通り身を粉にして働いてくれたバネ君の代わりをどうやって調達するかだが、以前はメーカーや同一/同系列モデルの部品取りから入手できていたが最近ではそれも困難だし、また、中古部品流用の場合は元々製造年が古いため、今後の寿命もあまり期待はできないという問題がある。そこで同形状の新品部品を求めたり使える素材からの自作をする訳で、別にミントコンディションを求めなければ遊べる状態で保存することを主眼として、趣味の部品作りにいそしむこととなる。バネ以外でヘビーな例を挙げると、削り出し部品製作のためにミニ旋盤を導入したり家庭電源の溶接機を扱われる方も見えられるようである。

本題のバネに戻ると、そんな大掛かりなこともなく何10分か手を動かせばそれなりの効果が期待できると思われるので、また何かのヒントになればと思う。素材としてはバネ鋼や燐青銅(これはハンダが効くので別の意味で便利)がすぐに思い浮かぶところだが、ステンレスが意外にバネとして使い易いのに最近気が付いた。一見ピアノ線のようなステンレス線を用いるとトーションバネ(いわゆるひげバネ)や簡易的なコイルスプリングが簡単に作れ、ステインレスの板材であればガバメントのシアスプリング形に帯状に切り出し、少し曲げてフィッティングすると完全に実用になるレベルであることが分かった。既に最近のガスガンではスプリング類をステンレス製で提供している場合の方がハガネ製の物より多いと思う。

ガバのシアSPやリボルバのリーフ式メインSP等に

スプリング用のバネ鋼は古くなると、より固く脆(もろ)くなる性質があるのか、錆びも相まってポキリと折れてしまうことが良くあるようだ。手持ちのガバのシアスプリングは、きっちり折れてしまった。そこで、工業用パイプを継ぐのに使うステンレスのバンドから、ドイツ製の金工ハサミで切り出して、ヤスリがけで整え組み込んでみた。真中が自作のステンレス製、左の茶色いのがLSガバのシアSPである。見違えるようにしなやかな動きになり、形状や厚みを変えることでトリガープルやシアのかかり方が調整できるようになった。実銃でよく行われている手法として、板バネを長方形のままではなく、糸巻き状に真中を細めにくびれさせることで、反発力を調整するやり方が知られている。例えばこのようにして柔らかめにすることで部品の磨耗が軽減できるかもしれない。

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連発銃は男のロマン(GIANT COLT 2000)

またまたチープなのを持って来た。今度は(確か大阪の)GIANTだ。GIANTというとスイングアウトのできるパイソンでも遊んだ。「バ」イソンでなくて「パ」イソンだというのを知ったのは、あれを買った時だった。スタハチもシティハンターも無かった時代だ。それまでの呼び名はダイアモンドバックだったもんな。そうそう、本ページではレアなプレミアGunを取り上げることはない。昔、ズボンの腰のベルトに挟んで走り廻って遊んだオモチャしか(ほんの少しだけど)語れないし、私の記憶にもなく、もとより手元に現物がないから。そんな訳でそういうブツはいくら待っても紹介されないのでお断りとお詫びとを。もしもお持ちの方はどんどんblog・掲示板・Webページに掲載して皆に公開していただきたい。できればこれからの時代、レトロトイガン・モデルガンの情報はネットで共有して行くべきものだ。

こんなマガジンじゃ動かないって?オモチャだからいいのだ

口径4.8mmの半透明ポリ弾を使う一連のモデルだ。この弾はおそらくGIANTの発案なのだろう。近所の駄菓子屋でもCOLT 8等の名称のリボルバーが売られていた。メジャーな弾なのだ。このトイガンではそれをガバメントタイプの本体へ挿したハモニカマガジンに装填して撃つ(もちろんシングルアクションで1発ずつ横にずれる)、ちょっと凝ったデザインになっている。初速は11m/s位あって、スナブノーズのCOLTリボルバーとは違いバレルらしき物もあるのでそこそこ命中率は良い。

どちらもミニモデルなので違和感がない

サブマシンガン(SMG)と言うと、奥に写っているマスダヤのシュマイザーMT-36が本格的フルオートGunとして超有名・憧れの銃?だったものだ。手動連発銃としてはBSレピータやTOMYのポンプ式ライフルなどのハモニカタイプマガジンはその男のロマンさゆえに人気があったのだった。むろん、連発銃でバンバン撃ち合った後は、日の暮れかかった遊び場の空き地で地面に転がった弾を拾い集めていたのは言うまでもない。

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