以前からモデルカーが気になっていたが、1/18ダイキャストのトヨタ2000GT オープン(もちろん2度死ぬ仕様のこと)を眺めてても単に大人の趣味みたいに思えるので、もっとノスタルジーを誘う遊びをということでこれ。
昔単1電池4本で動くポルシェGT2台・8の字コースを兄弟でよく遊んだがあれはトミーかマスダヤではないかと思う。テレビではエポック社のスーパーサーキットのCMが日曜の朝のアニメの前後に流れていたんではないかなあ。それによると大コースやいろんな車種があるのは知っていたがとても当時は手を出せるものではなかった。
短めのコースを手軽に組み立てて、ブラシを調整(レール導電部が半田吸いのような編んだ金属ブラシで出来ていた)、ダイヤル状のコースカウンタをリセットすると10円を賭けて勝負とかいうのがお決まりの遊び方。使わない時はテレビ台の下に押し込んでいたっけ。全体にがっちりとして玩具として壊れにくく配慮された作りだったと思う。
エポック社のスーパーサーキットは今もセサミストリートのキャラクター玩具でおなじみのTYCO(タイコ社)のOEM品ということを最近知った。確かにこれは欧米の文化だと思う。

エポック社のCMでおなじみのスロットカー一式は初めて手に取ったが、思いのほか華奢な作りで接続部は折れそうに薄いプラスチックになっている。弾性はかなりあるので完全には壊れないだろうが、これは大人が楽しむNゲージの鉄道模型に通じるようにも見える。レールは平らな板をべたっと貼るのではなく、基板のレール溝の左右へ金属板を縦にはめ込む構造になっている。材質はターミナルのスポット溶接を見るとステンレスの薄板のようだ。アルコールを付けたティッシュで簡単に磨くだけで導電性が良好になり、ACアダプター電源であることもあってかなりのパワーで加速してくれる~このスピード感は楽しぃ~!

全コース広げると4畳半ぐらいか。ラップカウンタも本格的で、もっと大きいコースも作れないかとか固定レイアウトを作っても良いなあという考えが思い浮かぶ今日この頃。流行った時代を考えるとスーパーカーな車種がもっと欲しいわ。