今のところは金型順?ということで、LSのミニカタログでは予価1,500円となっていたモーゼルC96をいじってみます。
「もう、直してしまっていてブログへの掲載が遅れているだけだろ?」→その通りです。図星です。ですが、後からいじり出したり同時並行でいじっているうちに先に仕上がったりする物もあるので、必ずしも現実にいじった順の時系列通りに紹介して行くものとは限りません。そのためにミニカタログ順とか、カタログの価格順にしようなどと目論んでいるという訳です。モーゼルとCOLT.45 SAAは金型が先に上がっていたようなので値段順ではないですが紹介しちゃいます。他に先に紹介した方が良いものがあれば、お手数ですがコメント下さい。どうぞよろしくお願いします m(_#_)m
閑話休題。ストックとセットになっていた方の(ストック兼ホルスターなので勿論内蔵されていた)モーゼルだが、ボルトの動作がかなりギクシャクしていてカートのローディングもできなかった。オールプラ製のくせに錆びの粉が手に付く。さすがは軍用銃、フィールドストリッピングが簡単・ということで一通りバラしてみた。

外観では、バレル基部にエポキシ系と思われるパテ盛りがしてあり、接合部を滑らかな曲線で仕上げようとして、手を付けつつも未だに完遂していなかったことが見て取れる。マガジンスプリングもかなり錆びサビだ。ホルツのラスターコートスプレーが活躍した結果、1枚目のように(分かりにくいが)真っ黒のすべすべになった。
問題のチャンバー部だが、覗き込むと金釘とカートリッジの一部のようなものががっしりと接着されている。先曲がりのペンチでぐいぐいと抜き出そうとしたら、バレルがパッカリと左右2つに剥がれた(涙)。

中からは、折れ釘様の物と、バラバラになったが明らかに共通カートのかけら。カートの前部がチャンバー内に接着してあるためカートの装填は不可な訳で、想像だが装弾せずにボルトの前部に紙火薬を貼り付けて、撃発させていたのではないのかな?なんとか、それらは取り出せたが滑らかではないのでカートが奥まで入らない。ヤスリでチャンバー内をスムーズに整える。
その後、2つに割れたバレルとチャンバー部はABS接着剤(アクリサンデー)でしっかり貼り直すのと、パテ盛りの箇所を何年ぶりになるのだろう、ヘタながらもできるだけ滑らかになるように丁寧に削るのであった。

分解した他のパーツをチェックしたところ、1枚目のようにボルトのモナカが剥がれ、ハンマーが入っているアクションケース部も左右に剥がれている状態だったので、貼りあわせた。これもルガーP.08と同様、MGCの金属モデルガンをコピーした物のようだが資料がなくて。。。欲しいぞ。