COLT.25(500円シリーズレストア編その3)

今度はもう一つのポケットオートであるコルト.25の場合だが、こちらは未組み立てが手元にあるので説明書を見ながら仕組みを確認できる。
また、バネなどの金属部品がオリジナルかどうかもチェックしてみた。ストライカーのバネは強力すぎると思ったのだが、これはオリジナルのまま。
このままだと、組み立て直したとしてもブリーチ部を壊してしまうんじゃないかな。そこで3mm外径の細身のステンレスバネに交換することにした。
組み立て済み完成品の現物の状態はと言うと、ブリーチブロックがの接着が外れており、ストライカーのシアがかかるノッチも折れてしまっていた。でもこれはアクリサンデーで接着すれば済むこと。
そうそう、未組み立てのキットの中を見て気づいたのだが、これら初期の500円シリーズ添付の接着剤はABS用ではなくただのスチロール用のハイジョインのようだ。
ということはABS用を使うと溶けすぎて曲がったり、溶けすぎることで「巣」ができてしまうんではと思う。

未組み立ても持っているのだがなんとしてもレストアしたい

さて、今回どうしても修正する必要があるのが、ワルサーモデル9の時と同じストライカーバネを受けるための鍵穴形の部分。
折れてしまっていたのを前の持ち主の方が、とても頑丈そうなスチールピンを立てて下さっていた。
さらにおそらくエポキシ系のパテでがっちりと固めてある。それを利用しない手はないんだが、後ろにぽっかりと穴が開くのもどうかと思い、きちんとふさぐことにする。

非常に丈夫そうなスチールピンが立ててある

今日のところはストライカーを直して、ブリーチブロックを取り付け直すが、さて、穴のふさぎ方はどうしたものか。
ところで組み立てキットと完成品を較べてみると、今回の写真では分かりづらいが、完成品は前の持ち主の方がきちんと半ツヤの黒(グロスブラック?)で丁寧に塗装してあってとても存在感がある。
小さいながらLSのプラモデルガンをきちんと表面処理して塗装することで実感が増すことが良く分かる例だ。

カテゴリー: LSプラモガン, おもちゃ箱   パーマリンク

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