造モデP38組立編(その1)

ようやく、一通り切ったり削ったりする部分が済んだので(なに?セフティのライブ化とかデコックの実現とか?無理×無理)プラモらしくモナカの貼りあわせを始めた。ABS接着剤のチューブはかなりデカイのが付いてくるのだが、お約束通りに両面に塗って剥がしてまた塗って押さえつけておくやり方を繰り返すと、8割方消費してしまった。

造モデを一から組み立てるのは実に20年ぶりのことで、小利口にもパーティングラインをうまく処理してやろうと接着個所の両側を0.5mm位残してマスキングテープを貼ってみた。結果は・・・意味ないじゃ?んていうか、ちょっとおバカなことをしたもんだというのが正直なところ。

東京マルイ謹製のABS用接着剤ハイジョインにはたっぷりと溶剤が含まれるため、上手にプラ下地をドロドロに溶かし、貼りあわせの圧力によってはみ出したプラ溶きパテが固まることでうまくパーティングラインが消えるという高度なモデリングを行っていたのだった。20年も気付かずに愚かなことをやらかすなんて(溜息)。

一通り切ったり削ったりが済んだのでモナカを貼り合わせる

まあ、ヒケ・凹みが極力抑えられたので良しとするか。なんだか廉価なエアコキの完成品のような均質なパーティングラインが作れましたとさ。

仮組みしたところ。地色のままのため、エキストラクターだけがよく目立つ

エキストラクターもシリコンゴム系の接着剤で仮止めしてしまった。亜鉛合金の地肌そのままなので染めたいが、そう言えば長いことこういうのもやってないな。鉄錆び止めとしてのガンブラック染めならネジ・鉄筋・クルマまで良くやっているが、非鉄合金系は塗装が手軽なのですぐそちらに走ってしまうのだ。

それと、ショートリコイル部分も含め、動きが激渋なのでなんとかせにゃならん。それからもう一点気が付いたのだが、これはこの個体のみの組み方の問題なのか、もしも発火したならデフォでフルオートになる気がする。シアブロックの戻り(上がり)が固い。トリガーバーがディスコネクトしているのにシアブロックがプロップアップしないため、スライドが戻る際にハンマーをブロックしてくれない。実はうるさいので発火しないつもりなのだが、ここだけは要調整というのが今現在分かっていることだ。

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