例の丸ガバ(○イガバではない)だがファイアリングブロックが、前と後ろからの打撃によって欠け・割れ・粉々に砕けているため装填操作が全くできなくなっていた。遠い昔のことバンドソー・ボール盤・金工ヤスリを自由に使っても良い技術家庭という時間があって、文鎮を作る傍ら(私の学年では円筒形のを手がけていた)昨年度のクラスで使用した棒状の真鍮ムク棒からFブロック部品を作ろうとしたことがある。実際はタガネの跡や折れて食い込んだタップの先の除去処理もおぼつかず、寸法取りに失敗したことが大きな要因となって失敗に終わったが。それ以来、Fブロックもどきの短い真鍮棒をスライド後部に挟んでいたのだが、たまに引っかかってしまいにっちもさっちも行かなくなることが度々あったため、今回プラリペアでリプロ部品を作ってみた。不人気理由というのは、このFブロック部分について設計上組み合わせ時の形状があまり良くないため強度に欠けるのと、鉄板プレート等で自作したら今度はスライド後部が欠けないとも限らず、FピンやFプレートを持たない構造が限界だと思われるため。

なお、元気にハンマーを落とすと、2?3回で割れてしまうため、それだけは厳禁(;_;)である。何のために当該部品をリプロしたのやら。

なお、エキストラクタもプラリペアでそれらしいものをでっち上げたのだが、これも勢い良く排莢操作をすると砕けてしまう< (;o;)>ので、それなりに取扱い注意が必要。要はきちんとしたものを作る時の寸法確認のために作ったものだ。がんばって実用になる物を作ろうと思うが、そろそろ割れたり欠けたりした部品のでっち上げが限界に来ているなあと感じている今日この頃なのであった(1枚目の写真にある、ブッシングやバレル(もちろん銃腔部分閉鎖済)も予備部品として何個かリプロしてフィッティングしてある。)