もう1つのCOLT.45(増田屋 COLT CAL.45)

昨日書いたは.45のリボルバーだったが、45口径のオート(マチック)と言えば、ハードボイルド映画でギャングやタフな私立探偵が持っている銃のイメージだろうか。そのせいか、今回取り上げる.45 AUTOにはNice Guy45という名前が付けられていた。銀メッキ版がCOLT TOYS CAL.45という名前のちょっと懐かしいパッケージデザインで、お土産物屋の店先に超合金などと一緒に並んでいたような感じだ。ブラックブロンズの方がNice Guy45という名前で、モダンな発泡スチロールとシンプルな紙蓋でパッケージされた、模型店のショーケースに「マスダヤの玩具銃」として並んでいたようなタイプだ。

赤起毛パッケージのシルバーメッキタイプ

本来タニオもどきアクションなので、ホールドオープンしないのだが、エジェクションポート部分はくりぬかれていて、内側のチャンバーにあたる部分が見えているため、それらしくサムセフティを引っ掛けて止めてみた。マガジンは鉄製の割り箸型だが、スプリングが弱いためブレットの保持が緩くて、振るとマズルから撃ってもいない弾がこぼれ落ちることがある。

セフティを使ってホールドオープンのような位置で止めてみた

以前の初期版のfalcon COLT .455に比べると、スライドが文字通りスライドするようになったため、フレームとのかみ合わせやバレルを保持する仕組みがより実銃を意識したものになっている。

スライドの噛み合わせやマズルブッシュもそれらしくなった

初速は5.7(m/s)?7.7(m/s)と、マガジンのブレット保持が不安定なためかばらつきがある。昨日のダブルアクションS.A.A.(なんやそれ)は6.8(m/s)でほぼコンスタントであったので、タニオアクション・ストライカー・オート・トイガンを調子良く動くように設計して実際にモデル化するのは、リボルバーと比較すると以外と難しいと思える。

親子孫のようなサイズ比較

子供の手にしてみると大きければ良いという訳はないのだが、ワルサーPPKやルガーP08に比べるとミニサイズ化のデフォルメ比率が大きいので、その頃すでに小学校高学年以上だった方たちの中では、この辺が分かっていて気になってしまい実物を見て買うのをやめた経験がおありかも知れない。

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