銃、Gun、鉄砲といろいろな呼び方があるが、「拳銃」と言えば、私にはCOLT.45 S.A.Aの出てくるウェスタン映画が連想される。拳銃無宿、拳銃無頼なんていう風にすると流れ者のイメージだ。荒野の二丁拳銃、暁のガンマン・・・弾がなくなって四苦八苦する本場ハリウッドの西部劇じゃなくて、いつどこでリロードしてるんだ、お前の銃はマシンガンか?と言いたくなるようなマカロニウェスタンがお気に入りだった。西部劇の撃って撃ちまくるイメージにぴったり合うしね。
そこで今回のSpecial Colt 601なのだが、箱を開けるとパッケージの裏側に赤錆びた大西部の写真というニクイ演出が。falconお得意の赤ラシャ起毛の内箱にはお決まりのレプリカ拳銃弾の箱とS.A.A.ならではのシェリフ・バッジが収まっている。

ローディングゲートの蓋はないが実銃どおりにハーフコックでフリーにしたシリンダーを回しながら1発ずつ丁寧に込める。シリンダー後部のシリンダーハンドのあたるラチェット部は金属製になっていて、そこにあるビニールの薄板で、ブレットが抜け落ちないように保持する仕組みになっている。トリガー、ハンマー、ハンド、ラチェットが金属なのでチャキッという作動音と共にダブルアクションオンリーのきびきびとした動きを見せる。この辺が駄菓子屋のプラガンと違うところだ。

シェリフ・バッジはオールプラ製で、裏のクリップを胸ポケットに挟んで装着する。このタイプのバッジは田舎道を自転車で走っていてよく落としたなぁ。だいたいは気が付かないうちになくなっているんだ。

サイズはマルシンのJr.Gunシリーズとほぼ同じぐらい。ダブル・アクションで申し訳程度に弾が出る(飛距離約2m)が、やっぱりバンバン撃って遊んだのはGIANTのチーフスやTigerのワルサーPPKなんかだったような気が。
