またまたチープなのを持って来た。今度は(確か大阪の)GIANTだ。GIANTというとスイングアウトのできるパイソンでも遊んだ。「バ」イソンでなくて「パ」イソンだというのを知ったのは、あれを買った時だった。スタハチもシティハンターも無かった時代だ。それまでの呼び名はダイアモンドバックだったもんな。そうそう、本ページではレアなプレミアGunを取り上げることはない。昔、ズボンの腰のベルトに挟んで走り廻って遊んだオモチャしか(ほんの少しだけど)語れないし、私の記憶にもなく、もとより手元に現物がないから。そんな訳でそういうブツはいくら待っても紹介されないのでお断りとお詫びとを。もしもお持ちの方はどんどんblog・掲示板・Webページに掲載して皆に公開していただきたい。できればこれからの時代、レトロトイガン・モデルガンの情報はネットで共有して行くべきものだ。

口径4.8mmの半透明ポリ弾を使う一連のモデルだ。この弾はおそらくGIANTの発案なのだろう。近所の駄菓子屋でもCOLT 8等の名称のリボルバーが売られていた。メジャーな弾なのだ。このトイガンではそれをガバメントタイプの本体へ挿したハモニカマガジンに装填して撃つ(もちろんシングルアクションで1発ずつ横にずれる)、ちょっと凝ったデザインになっている。初速は11m/s位あって、スナブノーズのCOLTリボルバーとは違いバレルらしき物もあるのでそこそこ命中率は良い。

サブマシンガン(SMG)と言うと、奥に写っているマスダヤのシュマイザーMT-36が本格的フルオートGunとして超有名・憧れの銃?だったものだ。手動連発銃としてはBSレピータやTOMYのポンプ式ライフルなどのハモニカタイプマガジンはその男のロマンさゆえに人気があったのだった。むろん、連発銃でバンバン撃ち合った後は、日の暮れかかった遊び場の空き地で地面に転がった弾を拾い集めていたのは言うまでもない。