キャンバスより先にする仕事があった。ボディと足回りを閉じるためには、エンジングリルパーツを車体後部の裏側に接着する必要がある。
その昔にもミリタリーミニュチュアを作っていることを実感させてくれたアイテムがここにある。目の粗さが均一な金網で、組立後もエンジンの冷却ファンが見えるようになっている。1/24のタイガーやパンサーを作ったことのあるモデラーはファンの形状が同じなのでついついニヤッとしてしまう。

雑誌等で知った知識で、レオパルド系列のエンジンはパワーパック化され野戦交換を想定しているということを聞いて、子供ながら感心した。トラックでもエンジン交換は大事なのに。ミュンスター戦車学校の写真だったか、補機類も含めオリーブドラブをぶっかけたような塗装がされていたが、ここは説明書の通りメタリック系の色を塗っておいた。同じ1/35のレオパルド1A4は金網がなくなってダウングレードだと当時は勝手に思っていた。MMとしてどっちがリアルかはすぐに分かることなのに。

今度こそキャンバスとペリスコープの細かい仕事かな。